インターネット上のコミュニティのかたちとか、それがどんなふうに考えられているのか、などをまとめました。例として、#MeToo のムーブメントについて話しています。

Rey

インターネット上のコミュニティって掴みづらいものだけれど、いろいろ考えると、奥が深そうな分野ですよね。

1コミュニケーション活動を考える

コミュニケーションといったときに、どんなタイプのコミュニケーションを考えるでしょうか?対話だったり、会話だったり、そうでなくても、ただただ何かを発信するだけの場合もあります。

社会学的にいえば、コミュニケーションには、3段階あると、考えられています。参考はChristian(2014,P.6) で、それぞれの社会性と、ユーザーの活動、すなわちコミュニケーション活動の様子を分類しました。それにあわせて、例として、考えられるものを私が分類しています。

すなわち、”インターネット上のコミュニケーション”といっても、情報をもらう段階から、共同作業のように創作する段階までわかれています。

現代では、以前は技術的に不可能だった3番の共同作業ができるようになったことがおおきく、これからこうった、”共に創る”だったり、”誰もが創り手”になる分野がどんどん広がっていくのではないでしょうか。

2それらのインターネット上のコミュニティ活動を、#MeToo にあてはめてみると、

少しまえに、#MeTooというハッシュタグをつかって、女性たちがいままで受けていたセクハラなどについて、告発する動きがありましたよね。それをこの図のように、あてはめてみました。

有名な記事が拡散され、それに対して、コメントやいいねがつきます。そして最後に、それらをみた方が同じく#MeTooとして発信することで、インターネット上での、共同作業として、一連の活動に加わっていきます。

Rey
こんなふうにして、社会に関するコミュニティの変容の仕方に少しだけ段階があったりして、徐々にかわってゆくものだと思います。

3SNS(ソーシャル・メディア)等の、社会変革への可能性

では、このムーブメント等でみえてきた、社会変革に関する、SNSの可能性について考えてみます。

1つは、”目に見えるかたりで表現できること”です。量の強さと、それを押しつぶされないことですね。従来のメディアでは、編集者のバイアスがかかったものしか見れなかったり、意図的に数や内容を変えてしまうことが可能でした。しかし、情報がひらかれたことりより、数として、目に見えたかたちでのこすことができます。

2つめは、境界がなくなっていること。アメリカではじめったこの活動が、すこし時間がおくれたものの、日本に到達しています。もしくは、”海外ではこんな事例がある”という情報が入ってきやすく、コミュニティ活動の境界がなくなってきていのではないでしょうか。

3つめは、匿名性。それによって、広く開かれる状態になることです。匿名性については、文化によって扱い方がかわりますが、日本の場合や、”いままでに言いづらかったことをサポート”するときに、匿名性は効果を発揮します。


Rey
こんなかんじのことを、もうすこし詳しく大学院で学んだりしていたんだけれど、学術するよりも、自分で実践するほうが楽しいよなーとたまに思ったりします。
参考文献:Fuchs, Christian. (2014) Social Media, a critical introduction, SAGE publications Ltd.

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