ガウディが設計した、カサ・バトリョという建築の訪問記と特徴まとめ

前回、ガウディとバルセロナの関係と、2つの建築についての記事を書きました。今回は、カサ・バトリョというひとつのたてものについて、詳しく書いていきます。

Rey
建物全体が水の中にいるみたいだったり、幻想的な空間が広がっていて、わくわくしました!ほんとうに、魅力的!

1カサ・バトリョの背景的特徴|ガウディが設計した、緑と水が豊かな建築

カサ・バトリョとは、ガウディが友達でもあったジョセップ・パヨ・イ・フォントという方から、依頼をうけて設計した建築です。

まず特徴的なのは、その場所。パセオ・デ・グラシア通りに面しており、この通りには、とても中心的なとおりのひとつであるといえます。

Rey
実際に、ガウディのもうひとつの有名な建築である、カサ・ミラにある聞いて行けたり、まわりにはグッチなどのラクジュアリーブランドのお店もならんでいました!

次に、その意味。カサ・バトリョは、依頼主とその従業員のためにつくられました。バトリョ家の方々は2階にすみ、他のひとは吹き抜けの階段をつかって、上のほうに住んでいたようです。

1940年にある保険会社によって購入され、最初の修復がおこなわれました。その後、私有物として、現在も公開されています。

なので、ここを見学する際には、入場料をはらわなくては行けません。だいたい25ユーロほどで、オンラインでの購入をオススメされました。こちらのサイトから購入できます。ただ見学するのではなく、ナイトミュージアム的に訪れたりもできるようです。

2カサ・バトリョの建築的特徴|ガウディが設計した、緑と水が豊かな建築

2−1カサ・バトリョの外観と平面図

Processed with VSCO with t2 preset

カサ・バトリョの外観は、緑っぽくもあり、蔦で覆われたような装いをしています。ガウディらしく、自然をモチーフにしてようですね。写真は、道路の反対側からとったもの。

Processed with VSCO with t2 preset

ちかくからみると、こんなかんじです。

平面図も書いてみて、わかったことは、部屋の区切りそのものも、なめらかで、動きがあるとゆうか、まるで細胞が隣り合っているような、部屋の構成になっています。有名な中央の階段いがいにも、実は、他に階段等があったりすることがわかります。この平面図は、バトリョ家のひとが住んでいた、2階のものです。

2−2中央にある、階段とパティオの空間がとてもとても格好いい!

Processed with VSCO with t2 preset

(写真は、下から上を覗くようにとった図)

いちばん印象にのこっているのは、やっぱり、中央にある階段とパティオ。上に行くにしたがって、タイルの色がどんどん白色に近づいていきます。光を反射しやすくしているものらしく、この空間の”水の中にいる”感がすごいです。実際に、すこしずつタイルの色が変わっていく様子を写真でとったので、ごらんください。

Processed with VSCO with t2 preset

Processed with VSCO with t2 preset

Processed with VSCO with t2 preset

こんな感じで、タイルの色だけでなく、窓の大きさも上に上がるにつれて、だんだん大きくなっていることがわかります。ここは、本当に素敵なところで、写真では表しきれないのが、とてももったいないくらいです。ぜひ、現地に行ってみてみることをおすすめします!

2−3さまざまな有機的なかたちをした装飾

ほかにも、細かいところにさまざまなかたちをした装飾のようなもので彩られています。装飾とは言っても、それ時代が、その空間を決定的にする要素だったりして、装飾の域をこえているものがおおいです。

Processed with VSCO with t2 preset

2階のバトリョ家が住んでいた、リビングの天井にあるライト。

Processed with VSCO with t2 preset

2階のバトリョ家のリビングの窓いちめん。一面にガラスばりにしてあるものの、ステンドグラスのような装飾を施すことによって、入ってくる光の量を調整していたようです。

 

Rey

実際に訪れてみても、おおきな通りに面している建物なのに、外からの視線が気にならなかったり、いい具合の光の強さがはいってきていました。とっても快適そう。

このステンステンドグラスをイラストで表してみた。

細かいところでは、従業員がすんでいたアパートメントの部屋がアルファベットで表示されていたのですが、そのアルファベットも可愛かった。上は、そのうちのいくつかをトレースしたものです。ガウディはフォントまでつくったのかな?

Processed with VSCO with t2 preset

ほかにも、ベランダのとこには、こんなモチーフがあったりと、遊び心がどこにでも広がっています。

2−4屋上とベランダ

カサ・バトリョには屋上とベランダがあって、どちらも、結構ひろいスペースがあり、いつものごとくガウディらしいつくりになっています。

Processed with VSCO with t2 preset

これは、ベランダから、カサ・バトリョを見た写真。入り口に2つの大きな柱が立っているのがみえると思うんですが、これがなんだか植物みたいですよね。わたしはこれをみたとき、むかし生物の授業でならった、導管と師管を思い出しました。なんだかそれっぽいですよね。

Processed with VSCO with t2 preset

この写真は天井のもの。いくつかのえんとつがまとめられています。

Processed with VSCO with t2 preset

あと、屋根裏アーチ。ガウディは、建築は屋根が2層であるべきだ、と思っていたひとなので、こんなかんじの天井アーチはいろんなところにみうけられます。白い漆喰で塗っているところが、かわいい。

3実際に見学するのは、どんなかんじ?|ガウディが設計した、緑と水が豊かな建築

上にも書いたのですが、こちらのCasa Batlloというサイトから、カサ・バトリョにはいるさまざまなタイプのチケットをオンラインで買うことができます。

Rey
ウェブサイトは日本語表示がなかったのですが、現地のオーディオガイドは日本語ありました!

現地でも買えるのですが、ネガティブな要素がいくつかあって、ざっくり以下のとおりだとおもいます。

  1. 現地で買う方が値段が高い
  2. 現地では買うのに並ばなくてはいけない、時間がかかる
  3. 万が一ひとが多い場合、その時間に買えない場合がある(あどで戻ってこなくてはいけない)

個人的には、オンラインがオススメですが、オンラインでうまくいかないことがあるのが不安だったりする場合は、現地で早めに行くのもありですね。気をつけていただきたいのは、これはカサ・バトリョだけのチケットで、ほかのガウディ建築も行きたい場合は、またその場でお金を払わなくてはいけません。めんどくさい制度なんです。

それと、ここのオーディオガイドがとってもよくって、ひとりひとりスマートフォンをわたしてもらって、それをつけながら解説を聞くことができます。このスマートフォンを建物にかざすと、モチーフの動物や自然が浮き出て見えてきたりする、とっても楽しいものでした。ポケモンGOみたいな感じ!

Processed with VSCO with t2 preset

こんなふうに、とっても魅力的な建築だったので(想像の何倍もよかった!)、ガウディさんって、ほんとうすごいなーとおもった訪問でした。

前回の記事>>アント二・ガウディとバルセロナ


あわせてよみたい

アウシュビッツ観光記、負の歴史を理解するポーランド・ワルシャワ滞在記


Rey
読んでくれてありがとうございます。他の記事も、これからどんどんアップしていく予定です✏️ SNSフォローしてくれると嬉しいです🙌 @reyblueberry

いいねやシェアしてくださると、更新の励みになります!