官民連携・公民連携(PPP, Public Private Partnership)とは、何だろう?メリットとデメリット

さいきん、官民連携やPPP( Public Private Partnership)といった言葉をよく聞くようになりました。簡単に言えば、いままで公的機関(政府機関など)が行っていたことを、民間と協力して行うことです。

この動きは、おそらく世界中で広がっており、さまざまな国や地方で、公共事業の民間化が行われています。

ほかにも、開発援助の文脈でも、途上国へ支援をする際に、その国の政府が行うのではなく、事業を民間へ委託し、低予算で事業を行うなどの方法がとられています。

そこで、今回は、「官民連携」とは、そもそも何なのかと、それについて得られるメリットとデメリットをまとめした。

1「官民連携(Public Private Partnership)」って、そもそも何?

公民連携、もしくは官民連携とは、上にも書いたように、行政と民間企業が協力して、公共サービスを提供することです。英語では、Public Private Partnershipといって、PPPと略されます。

わたしが見た限りでは、以下のように定義されたり、説明されたりしていました。

公民連携官民連携(PPP)とは、Public Private Partnershipの略で、公民が連携して公共サービスを提供するスキームのことです。出典:おしえて!アタミさん

Public Private Partnership (PPP) | A public–private partnership (PPP, 3P or P3) is a cooperative arrangement between two or more public and private sectors, typically of a long-term nature. (訳:PPPとは、2つ以上の公共・民間団体による契約で、多くは長期的なものである) 出典:Wikipedia 

PPPs such as PFI and PF2 are long-term contracts where the private sector designs, builds, finances and operates an infrastructure project.(訳:PFIやPF2を含む、PPPは民間セクターが長期的にデザインし、つくり、資金集めをし、運営する、インフラのプロジェクトである) 出典:GOV.UK(イギリス政府) 

PPP|Public Private Partnershipの略。公共サービスの提供に民間が参画する手法を幅広く捉えた概念で、民間資本や民間のノウハウを活用し、効率化や公共サービスの向上を目指す手法。出典:国土交通省官民連携政策課におけるPPP/PFI支援の取組み」国土交通省

このように、基本的には「民間と政府が協力して、よりよい公共サービスを届けるためのしくみ」ということがわかります。基本的には、広義のインフラを対象にして行われていると言えそうです。

1−1 PPPとPFIの違い

上の定義でも出てきましたが、PFIという言葉があります。Private Finance Initiative の略で、「公共施設等の建設・維持管理・運営等に民間の資金・経営能力・技術協力を活用すること」です。

すなわち、PPPが民間が公共サービスの提供に関わるすべての事業等をさすのに対し、PFIはハードな建築だったりを運営することに特化した、PPPのひとつのかたち、となります。

PFI以外にも、PPPにはさまざまな形があり、ひとつの決まった方があるというよりかは、「公共サービスを提供するのに、民間を利用する・手を借りる」という概念的なものという理解がいいかもしれません。

2官民連携(Public Private Partnership)によって得られるメリット

上にも書いたように、基本的に官民連携の意図は「民間資本・ノウハウにより、サービスの向上・効率化をめざす」ということです。

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なので、うまく行けば、いままでお金が足らずできなかったサービスが提供できるようになったり、同じ予算で質の高いサービスを提供できるようになります。

3官民連携(Public Private Partnership)によっておこる、デメリット

一方で、民間がはいる、民間資本で運営をする、ということで「利益を重要視し、平等にサービスが行き渡らないかもしれない」という危険性もあります。

これは、すごくわかりやすく、立場の弱い人に向けたサービスが、きちんとおこなれるのか?という不安ですよね。

とはいっても、さまざまな事業によっては、どこまで民間が介入するのだとかによって変わってきたり、平等なサービスの行き渡りをどう定義するのか、評価するのか、などについての仕組みはこれからどんどん作られていくのではないかと思っています。

4まとめ|官民連携(Public Private Partnership)とは

まとめとしては、官民連携(PPP)はさまざまな方法や見方があるので、一概には答えづらくて、なんだか扱いづらいもののようにも思えます。そして、今後どんどん規模が大きくなってくる分野ではないでしょうか。

 PPPは、使い方によって、良くも悪くもなる考え方なので、いろいろと”うまくいく方法”を編み出している最中

5もっとPPPについて勉強するために役立つサイトや本

いろんな資料や参考になるウェブサイトなどがあるので、これから勉強していくのに役立つかも!というのをまとめておきます。

政府系

民間系

民間でも、PPP系のアドバイザリーなどは、たくさんあるみたいです。


ほかにも参考になりそうな書籍いくつか!


あわせてよみたい

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Rey
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